穏やかな秋晴れの日が続いていますね。気付けば10月も終盤です。朝晩の気温の低さで紅葉も近いのかなと感じます。
これ、何に見えますか?一度は目にしたことがあるのではないかと思うのですが。そうです。かまぼこの板です。私の制作には欠かせない道具の一つです。成形するのにいろいろ手法があるのですが、私は主に”手びねり”という手法で成形します。粘土をひも状にしてそれを積んでいくのですが、一段積むごとにこの板でたたいて土をしめて、そしてまた次の段に進みます。これをしないと、柔らかい土がふわふわして形が整わず、何重にも積んでいくことが出来ません。
左の板は学生の時から使っているものです。右のものはいつからか覚えていないのですが、どちらも角が取れて丸くなっています。いずれにしても、どちらもかなりの年月、私の身近なところにいますね。見慣れた道具ですが、こうして改めて見ると愛着を感じますね。見当たらないとアチコチ探したりして(笑)私の成形に欠かせない相棒。これからも大切に使い続けたいです。