一輪挿し・焼き上がり

一輪挿し・焼成

一輪挿し・焼成

過日アップした“手のひらサイズの一輪挿し”無事に焼き上がりました。以前の”削り”の作業が終わった後、まず800℃の窯で素焼きを行います。その後、釉薬をかけます。それが前回のサクラ色の状態です。あのサクラいろの釉薬が焼成後にはこんな色目に変わります。長年、私が使っている釉薬なのですが、オリジナルレシピなので正式な釉薬名はありませんので、『タマゴマット』と呼んでいます。これだけ勢ぞろいしていると、なんだか小人が整列しているみたいですね(笑)素朴なやわらかい色目なので、草花等を活けて、ちょっとしたスペースに飾るだけで和みの空間になるんじゃないかと思います。焼き上がったものは無事納品も完了してホッと一息です。また大きな台風が近づいているようですが、さっそく次の制作に取りかかりたいと思います。