「アンディ•ウォーホル展」: 京都市京セラ美術館
ウォーホルといえば、誰もが知る「キャンベル•スープ」「コカ•コーラ」「マリリン・モンロー」etc.著名人の肖像画、大量消費社会を反映した増産可能な作品を次々と作り出した作家、奇抜で派手で目立つことが好きな、今で言うパーティピープル的なイメージをいだいていた。
今回の回顧展はそういった表面的なウォーホルとパーソナルな部分に触れることの出来た貴重な展覧会だった。
印象的だったのは、日本初公開の『孔雀』金色とモノクロのものが左右に描かれたもの。この時ウォーホルが恋に落ちた男性と剥製店の前で話が弾み、彼の出身地、実家で孔雀を成育していることを聞き、翌週その彼に孔雀の剥製を贈ったとのこと。そのエピソードを通して改めて絵を観ると、絵の向こう側の物語も見えるような気がした。
ウォーホルのトキメキ、切なさやナイーブな気持ちが伝わってくるよう。
残念ながら、私が鳥、それも特に孔雀が怖く写真を撮らなかったのが悔やまれる(笑)
この絵だけでなく、ウォーホルの細やかで繊細な人間くさいような一面が随所に表れていたように思う。
表面的な他者がイメージする本人とそれと全く違うものが内包されている、本来人間とはそういうものかもしれないけれど、、作品だけでなく、ウォーホルの側面にほんの一部ではあろうけれど知ることの出来た興味深い展覧会だった。
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