過日ですが、前回も参加した「PINTの夜会」、11月も参加しました。今回のテーマは“漆の器”
普段使うことがなく、持ってもいないのですけど、故にどんなモノだろうと参加しました。漆の器と聞くと“ハレの日の器”、“手入れが大変そう”、“洗うのに気を使う”etc.勝手な先入観でつい敬遠してました。漆の器と言えば、おそらく多くの人がイメージする、黒塗りのもの、黒塗りで内側が朱いもの、金や銀の図柄があるもの等々ではないでしょうか。これらは「新塗り」と呼ばれるものです。
それともう一つ、「拭き漆」というものがあります。木の素地がそのまま見えるもので、こちらはカジュアルに日常使いするのに適してる感じです。
いずれも、お手入れは難しいことはなく、陶磁器と同じように洗剤を使って洗っても問題ないとのこと。これは意外でした。これまで敷居が高いと思っていた漆の器がグッと身近になった気がします。
今日も漆の器の種類、歴史、使用の注意点等々、オーナーの中地さんの丁寧でわかりやすく、興味深いお話に時間を忘れて聞き入ってしまいました。そして今回も“円卓”さんの美味しい食事と共に。今回の夜会も新しい発見の多い夜となりました。