生誕100年 清水 九兵衛/六兵衛：京都国立近代美術館

『生誕100年清水 九兵衛/六兵衛』:京都国立近代美術館

ギリギリ滑り込みで観る事が出来ました。
彫刻家としては九兵衛、陶芸家としては六兵衛、２つの違った素材で表現し続けてきた作家さん。
京都の名家、六代清水六兵衛の養嗣子に入って陶芸を始めるのだけど、焼き上がりまでわからない、思った形に仕上がらない、、そんな陶芸よりも彫刻にみせられて「九兵衛」を名乗り制作を始める。
どちらの作品が好きかと聞かれたら、陶芸をやってるからと言うわけでなく陶芸作品。それも七代清水六兵衛を襲名後のモノよりも、その、ままならなかった頃の作品。美しく洗練されたものもいいのだけど、思い通りにならない、その土と戦って挑んできたかのような痕跡の残るモノが好き。
彫刻と陶芸、どちらの領域でも活躍した清水さん。アートの世界にも二刀流いましたね。
生前ご本人曰く、ずっと陶芸家やめたくて、早めに息子さんに代を譲ったのだとか。服はすべて同じ服。
彫刻作品によく見られる赤、その赤いニット姿はとても粋。学生運動の時はイタリアに逃亡。芸大受験の時は学生が表札を拝みにきたり、盗まれたり。イタリア大好きな方だったとか。
きっと洒落者な方だったのだろうな。生きてる間にお会いしてみたかったです。

#清水九兵衛 #清水六兵衛 #展覧会 #美術館 #京都国立近代美術館 #陶芸家 #彫刻家 #京都 #美術館巡り #回顧展 #アート #kyoto #sculpture #アート好きな人と繋がりたい #artwork #museum #ミュージアム #野外彫刻 #陶芸 #陶器 #陶芸教室 #神戸 #器を楽しむ暮らし #器好きな人と繋がりたい #丁寧な暮らし  #yoko_suntrap #陶芸工房suntrap