七月大歌舞伎@松竹座

七月大歌舞伎@松竹座

七月大歌舞伎@松竹座

七月大歌舞伎@松竹座

七月大歌舞伎@松竹座

コロナになって以来の歌舞伎。この劇場に何度足を運んだことかな。本当に久しぶり。地下鉄の出口もこれまでは番号など見る事もなくスイスイ地上に出ていたのに、えーっと何番だっけ、、改札を出た構内も随分様変わりしていて、まるで浦島太郎(笑)だけど地上に出た途端に劇場前で待ち合わせをしていた友人と即遭遇。目があった瞬間、お互いにあ!って表情(実際にはマスクをしていて見えないのだけど)学生時代からの古い友人がこの日のお相手。暫く会ってなくてもマスク越しでもやっぱりすぐにわかるもんだ^^ 何年ぶりかで足を踏み入れた松竹座。今回の演目は何回も観た思い出の演目。夏らしくて賑やかで楽しいストーリー。歌舞伎って何言ってるかわからなくてムズカシイと思われがちですが、そんなことないですよー。確かに長くて辛気臭いのもありますけど(ごめんなさい笑)今回は勘九郎さん、七之助さん、幸四郎さんとみなさん軽妙にテンポよく楽しい芝居運び。タイトルは『浮かれ心中』とありますが、ちっとも悲しくなくて、ほんとに終始浮かれっぱなしのような主人公にどんどん引き込まれていきます。以前観たのは勘三郎さん、福助さん、三津五郎さんだったのですが、勘九郎さんがそっくりで勘三郎さんかと見紛うよう。なんだか当時を思い出してちょっとグッときてしまいました。このご時世で大向うさんがいなかったのが淋しいかぎりでしたが、やっぱり歌舞伎はいいですね。華やかで一瞬で非日常、別世界へ連れて行ってくれます。地方(じかた)さんたちの唄やお三味線等々の音色も気持ちをウキウキさせてくれて、そうそう、これこれ!って耳が喜んでます。次はどの演目を観ようかと今から心が浮き立ちます。楽しかったーって思い出話のような感想ばかりでしたが、次回はもう少し歌舞伎、演目の内容等々に触れたものをお届けできればと思います☆