あっという間に週末ですね。今週は空模様もずっとご機嫌で何よりでした。爽やかでいいお天気だとお出かけしたいですね。
本焼きを静かに待つ器たち。釉薬を掛け終って棚にてスタンバイ中です。こんな風に置いていると、見る方ほとんどが、きれいな桜色ですねとおっしゃいます。でも、残念ながら、これは単に釉薬の液体状の時の色で焼くと全く違う色になります。写真のマグカップなどは、茶色になる予定です。左側のカップ類はグレーに。焼く前の釉薬は原料（鉱物）そのままの色なので、焼き上がりの色がそれぞれ違っても、ほとんど同じ色なのです。粘土の色も然り。白土といっても成型時はグレーなのです。白色とは程遠い色。黒土と似てるので、生徒さん等は混同されるようで、作りながら「私、何色で作ってましたっけ？」等という質問は度々。私にとっては、もう日常的なことで、それがあたりまえなのですが、そうでない方々には、「えー、不思議」なんて事なのかもしれませんね。また何か、”私の工房での当たり前”を思いついたら載せてみようと思います。
#釉薬#陶芸 #陶芸教室
